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インスタグラムが原宿にリアル店舗 「アリシアスタン」などが2日限定で出店

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インスタグラムは6月8〜9日の2日間、ショッピング機能の日本上陸1周年を記念して期間限定店「インスタショッピングウィークエンド(Insta Shopping Weekend)」を東京・原宿に開く。

 インスタグラム上にアカウントを持つファッション、ビューティ、インテリアの8ブランドが出店し、オフラインでの買い物体験を提供する。参加するのは水着の「アリシアスタン(ALEXIA STAM)」、ボタニカルヘアケアブランド「ボタニスト(BOTANIST)」、マッシュビューティーラボのトータルビューティブランド「セルヴォーク(CELVOKE)」(展示のみ)、小柄な女性に向けたファッションブランド「コヒナ(COHINA)」、サンフランシスコ発のチョコレートブランド「ダンデライオンチョコレート(DANDELION CHOCOLATE)」、ヘアジュエリーの「プリュイ(PLUIE)」、サーフカルチャーをベースにした雑貨を取り扱う「ダブルティー(WTW)」、大阪の文具専門店「和気文具」。

 イベントでは、画家のフランキー・スィーヒ(Frankie Cihi)によるビジュアルをのせたトートバッグをプレゼントする(先着順)。

 インスタグラムのショッピング機能は、アメリカで2017年3月に開始し、日本では18年6月に導入されたビジネスアカウント向けのシステム。フィードやストーリーズの投稿写真に商品名や価格のタグを付けて、インスタグラムのアプリ内で商品詳細が閲覧できる。アプリ上で該当商品を販売するECをリンクさせることができ、購入を促すことが可能だ。今年5月からはユーザーの幅を広げて、一部クリエイターも利用できるようになった。

「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」がパリメンズに初挑戦 今季一番の拍手喝采

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ロンドン、フィレンツェ、ミラノ、パリと続いた2019-20年秋冬メンズ・コレクションの中で、もっとも大きな拍手喝采を浴びたのは、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」でも、キム・ジョーンズ(Kim Jones)の「ディオール(DIOR)」でも、エディ・スリマン(Hedi Slimane)の「セリーヌ(CELINE)」でもなく、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)以下、オム プリッセ」のプレゼンテーションでした。ブランドはパリメンズ3日目の夜遅く、パリ市内のポンピドゥー・センターで演出家兼振付師のダニエル・エズラロウ(Daniel Ezralow)によるプレゼンテーションを開催。「プレイグラウンド(PLAYGROUND)」と題したプレゼンの舞台には、つり輪やスラックスライン、それに陸上競技のトラックなどがあって、まるでサーカスが始まりそうです。ちなみにこのダニエルさんは、「オム プリッセ」のデビューイベント、青森大学の男子新体操部によるパフォーマンスの演出家でもあり、ブランドとは深い関係にあります。

「PLAYGROUND」とは「PLAY GROUND」、つまり「活動の場所」を意味します。「活動」とは、ある人にとっては仕事でしょうし、ある人にとっては遊び。そして、ある人にとってはスポーツです。20分のパフォーマンスは、そんな千差万別な「活動」に、「オム プリッセ」が寄り添うことを示すものでした。あるシーンでは、モデルたちは通勤着としてプリーツジャケットやブルゾンを着用して歩き、仲間と洋服を交換して(!!)ハイタッチ。またあるシーンでは、パフォーマーがスラックスラインの上で膝を曲げ、足首にスラックスラインを引っ掛けた状態で(!!)バランスをキープ。「オム プリッセ」は、いわゆるスポーツウエアではありませんが、どんな時も、誰にでも、どんな服にも馴染み、どんな体勢でも快適でいられるという特性をアピールします。

デビュー当初は、とっても小さなカプセル・コレクションのようでしたが、気付けば今はものスゴいバリエーションです。プレゼンにモチーフウエアは登場しませんでしたが、色やパターンのバリエーションは豊か。プリーツを全面に刻んでいない洋服だってあるんです。そんなカラフルウエアを着たモデルたちが、フィナーレでは吊り輪でクルクル、スラックスラインでグラグラ、トラックをグルグル、その間をピョンピョン。思い思いに「活動」しました。

本当に本当の最後のグランドフィナーレでは、来場した僕らが「PLAYGROUND」に挑戦。ロープによじ登ったり、吊り輪に捕まったり。ムービーの18分30秒からは、スラックスラインに挑戦してヘッピリ腰な僕が登場します(苦笑。そして、すかさず写真を撮ろうと後輩が駆けよってくれました。出来た後輩だw)。あぁ、ここで「オム プリッセ」を着ていたら、ちょっとはマシだったのでしょうか?